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わたしのロットコントロールの考え方を書きます


 

いきなり寒くなってきたなと思ったら、もう11月ですね。

早いなぁ。


ところでふとロットコントロールについて書いてみようという気になったので、今日はこの話題で書いていきます。


ロットコントロールというと、みなさんおそらく資金の5%とかって思ってると思います。

どんな書籍にもだいたいそう書いてありますよね。


でもわたしは最初からそうではなかった。

ブラックジャックの数学的な解説書で、破産方程式みたいなものがあって、それに照らし合わせて、5%はあまりにも消極的すぎると思ったからです。


もちろんお持ちのトレードルールによって、積極的に行くべきか消極的に行くべきか分かれてきますが、そもそも消極的に行かないといけないレベルのトレードルールだったら、もう少し勉強して、トレードルールの勝率を上げてから本格参加すべきではないかなと思ったりもします。


ダウ理論に沿ってトレードルールを正確に構築できたのなら、その勝率はかなり高いものとなります。

勝率が高くない場合は、そこにダウ理論の組み込みの甘さがあると思ったほうがいいです。

だいたい、感情論が入り込んでる。


で、ダウ理論に沿った正しいトレードルールが構築できている場合は、4回で破産するというかなりアグレッシブなロットコントロールでも行けます。

かなりアドレナリンが出ますが(笑)

具体的に考えてみます。

しっかり2、3年かけてダウ理論に沿ったトレードルールが構築され、検証とテスト運用でも手応えを感じているならば、10万円から本格的にスタートする際、どれくらいのロットを掛けるべきでしょうか?

4回で破産を想定する場合、1回あたり2.5万円までの損失許容が可能です。

たとえば、1ロット(10万通貨単位)を掛けることで、約25pipsの損失が2.5万円に収まります。

一方、通常のリスク管理として10万円の5%、つまり5000円を損失許容額とする場合、0.2ロットで25pipsなら5000円の損失に抑えられます。

これってどうですか?

単純計算5倍の資金効率。

5倍ってことは、教科書通りやってるトレードの5倍のスピードで資金が増えていくってことです。

デイトレーダーの目線で言えば、資金効率命なので(そうでなければ一日PCの前に張り付いてなんてやってられない)、ギリギリMaxまで詰めたこの資金効率で運用すべきだと思いますし、また、この資金効率こそがまさにデイトレの魅力でもあるわけです。


初期の頃は、これくらい「滾る(たぎる)」ロットで勝負してたんです。

ちょっとでもメンタルが弱気になったら、『賭けグルイ』のアニメとか漫画を見て、自らを叱咤激励してました(笑)


4回で破産するというアグレッシブロットコントロール。

これがLUV☆流のロットコントロールの秘訣です。


ただし。

負けたと思ったらすぐに損切りできるというトレードが出来るという前提なのは言うまでもありません。

これはFXというマネーゲームをプレイするための基本中の基本なので、こんなことも出来ないようではそもそも本格的にプレイするにはまだ時期尚早ということです。

だからこそ、「損切」という単語を使うよりも、「フォールド=降りる」という単語を使うほうが多少なりともメンタル負荷が減るので、負け確定したら「フォールド」すると”言い換える”ことを昔からオススメしてるんです。


ただ、何度も言いますが、ダウ理論に基づいたトレードルール以外にはこのことは当てはまりません。

なんでそういうかと言うと、市場がダウ理論に基づいて動いているからです。

これはもう十年以上の観測経験からはっきりとそう言えます。

だから、ダウ理論に基づいて行動してさえいれば、資金は自ずから増えていきます。

そのうち、市場で目立つようなロットになってきてしまうので、そこがロットの頭打ちです。

そこまで到達してはじめて、そこから増えた分を口座から毎週収穫して当座預金に移すという作業が出来るようになりますし、もしくは、FX口座の預け入れ金額をそのまま増やして、破産方程式的に見てより安全な方向へ(たとえば20回で破産とか、50回で破産とかの余裕マージンを大きくするといった風に)口座を管理して、メンタルの安心を優先させることもできます。

ロット頭打ちになるまでは、FX口座から資金を1円たりとも引き出してはいけません。


さっきアドレナリンの話したじゃないですか。

あれねー、何度か経験ありますが、あと一回で破産!というところまで来ると、むっちゃアドレナリンが放出されて、心拍数は上がるし、へんな脂汗が全身から噴き出るし、変なゾーンに入り込んで不思議な世界に迷い込むし、これはもう追い詰められた人間しか感じられない最高に「滾る(たぎる)」感覚になります。

己を疑わず、最後まで己を信じきれるか、神に試されている気分になります。

過ぎ去ればいい思い出になります。

あの感覚はトレーダーでしか味わえない、ある種最高の経験だと思います。

でも、ダウ理論に基づいていれば絶対に大丈夫。

絶対なんてないけれど、まず大丈夫。


だからこそ、検証とテスト運用で嫌になるほど何度も何度も何年も掛けて、肚に落とし込む必要があるんです。


今一度、ご自分のロットコントロールが本当に適正なのか、再検討してもいいのではないでしょうか。



















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