おはようございます。
依然としてトランプ政権の関税問題が不透明で、また日本の政権の行方も不透明で、市場としては動きようがないといった感じですね。
笑っちゃうのは、ベッセル財務長官の言葉ですね。
内容としては、15%の関税はフィックスではなく、(今後の市場開放などの状況によっては) いつでも25%に戻す用意がある、と言ったものでした。
これ、おそらく日本側の折衝担当の官僚たちは「聞いてないよーーーっ!」で大慌てだと思います(笑)
アメリカ人のディールの上手さと、日本人の交渉下手が如実に現れたなと思いました。
5500億ドルの投資については、アメリカが90%利益を得るという謎のディール内容が世界を駆け回り(あまりに常識破りのためみんなの興味を引いた。未だに詳細が明らかになっていないので、依然として興味を惹きつけている。)、もうこれをナシにすることは出来ません。
これは私見です。
この5500億ドル(80兆円)の90%=4950億ドル(72兆円)というのは、日本の消費税税収のほぼ3年分にあたります(70兆円)。
あまりに整合性があると思いませんか?
そのための謎の90%だったんだなと思いました。
これは世界に対するヒントであり、種明かしでもあるということです。
この3年分というのがミソです。
投資をやってるみなさんなら分かると思いますが、3という数字はある意味の落としどころとして機能する数字です。
ペナルティとしての意味合いがあるからこそ、この落としどころの数字である3という含みのある数字を使ってきたんだろうと思います。
トランプ政権は日本に消費税を廃止しろと一貫して迫っていました。
これを財務省が断固として聞き入れなかった。
それがこの8回にも及ぶ日米交渉の理由です。
赤沢大臣は単なる財務省の子供の使いですから、自分一人で決められないから、言われたことを日本に持ち帰って、財務省に怒られて、またアメリカに出向いて…といったことを繰り返しているわけです。
そこでトランプ政権はAIを戦略チームに入れていると言われているので、そのアドバイザリーAIの吐き出した戦略はこんな感じだったのではないかなと思っています。
つまり。
「ここは一旦こちらが折れたフリをしましょう。
日本の財務省は今回どうしても折れないと推測します。
その代替案として、消費税(輸出奨励金)によって対米貿易で直接利益を得てきた経団連企業の内部留保を吐き出させます。
日本の消費税3年分をペナルティとして課すのが妥当でしょう。
対米投資という形で行い、投資対象はこちらが指定するジャンルに限定します。
利益は雇用創出や経済波及効果なども含めての数字ですが、これらはアメリカが得なくてはなりません。そのために、日本の消費税3年分(70兆円)から逆算して、5500億ドルとし、その90%(72兆円)をアメリカが得るという、タフなディールではありますが、これを行ってください。
また、それだけではありません。定義の曖昧な合意条件を盛り込みます。
「市場開放」を条件とします。自動車と米を迫ります。これは日本の虎の子です。
ここをごり押しすることで、日本はそれが目的だったかと勘違いします。
そして、この市場開放を合意条件として、関税はこちらが折れた形で15%とし、今回は合意します。実はここがポイントです。
未だに市場開放していないとアメリカが言った時点でこの合意は破棄され、ペナルティ関税を復活させることができます。その時には、25%では済まないことになります。35%となるかもしれません。数字が大きくなればなるほど、消費税廃止を迫ることについて有利になります。今回はそうしたディールでいきましょう。」
おおむね、AIの交渉戦略はこんな感じだったんじゃないでしょうか。
日本の国民も徐々に目覚めてきていますから、参政党はじめとする反グローバリズム政党が力をつけるのを待つ意味合いもあると思います。
財務省となんの繋がりもない政党が与党となれば、財務省も力を失います。
プロと素人が交渉するみたいなものだから、こうなるのは明らかです。
(スポーツの世界も一緒。ほとんどの日本人はどの競技もアマチュア的なんです。かつてヨーロッパ遠征に行ったときに、海外のいろんな選手を捕まえては話し込んだことがありますが(笑)、彼らの姿勢は日本人のそれとはまったく異なります。国によってそれぞれ違いはありますが、そのなんというか勝ちに対する強欲さというか、お金に対する強欲さというか、そういったもののレベルが全然違う。これは太刀打ちできないなと感じたことを思い出しました。)
相場ですが、おそらく4時間足で三角持ち合いになっているので、それがどちらかにブレークするまでは、逆に言えば猶予があるので、関税発動予告日である8月1日辺りが動くきっかけとなるでしょうか。
当然わたしはノートレードでした。
暇だなーと思っていたら、あるブログで表題にあるTHX1138という映画の存在を知り、観てみました。
久しぶりにアートな映画に出会えてとても嬉しかったです。
音楽がまた秀逸で、これはサウンドトラック盤があったら手に入れたいくらいです。
フランシス・コッポラ監修なのかな?ジョージ・ルーカス監督で彼のデビュー作らしいです。
これからやってくる監視社会とそれを人類はどう扱っていいのか誰も分からないといった感じで、人間がAIの手足になってるところなんて、まるで未来を予言しているような描き方です。
逆に言えば、量子物理学的な、「思考が現実化する」の実例かもしれません。
7月24日結果
ノートレ
今日も引き続き慎重にトレードに臨んでください。
スイングの方は、週跨ぎはしないほうがいいんじゃないかなと思います。
ではまたね。
(もう過疎化しているブログランキングですが再開しました💕)
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