お久しぶりです。
あっという間に年末になってしまいましたね。
ちょいちょい時間の合間をみては、床磨きしたり、窓磨きしたりして、少しづつ年末気分を盛り上げています。
昨日、ふとした瞬間にあるメッセージが降りてきたので、シェアしようと思ってこの記事を書いています。
それは、トレードの本質とはなにか?ということです。
結論から書きます。
トレードの本質は、「いかに損失を受け入れるか」です。
それはどういうことかというと、普段わたしたちは、どちらかというと失敗は悪であるという教育を受けてきているために(特に日本の教育は)、失敗を極度に恐れるように洗脳されています。
失敗すると自己否定したり、自分を蔑んだり、自分に厳しく当たったりします。
そして、それは大人になればなるほど、どんどんその傾向は積み重なっていきます。
トレードをして、上手く行く人といかない人の差は、実はここにあります。
損失を失敗と捉えるか、そんなこともあるさと開き直れるか。
違いはただこれだけの違いだったんです。
つまり、トレードの損失という表面上の事実の裏に、「おまえはまた失敗した!いつまで経っても成長しないな!なんてダメな奴なんだ!」という自分を責める心理が働いているということなんです。
他人がそうやって責めてくるなら、その人から離れればいいだけです。
でも、自分からはどうしたって離れるわけにも逃げるわけにもいかない。
24時間そばにいて無意識下で否定してくる。
そこが一番悪影響を及ぼす。
トレードは人間としても成長できるという言葉をよく耳にすると思いますが、それはこういう自責からの解脱ができる可能性を秘めているからということなんです。
トレードで成功するためには、失敗を失敗と思わないようになること。ただこれだけ。
ある意味の鈍感力を磨くわけです。
(だからすぐにトレードで成績が出せる人は鈍感力が元々備わっている人ということでもあります)
そこを意識して日々トレードをしていくと、少しづつですが、損失は当たり前だよねという感覚が生まれてきます。
そうしたらもう半ば勝ち組になったようなもんです。
あとは、その感覚をどんどん伸ばしていくことです。
なので、トレード手法といわれるもの自体は、ダウ理論に沿ったものであれば実はなんでもいい。
MAを使おうが、水平ラインを使おうが、フィボナッチを使おうが、はたまたなんにも使わなくても。
損失になったら、それは市場のほとんどの人も同様に損失になっています。
だからこそ、そういうギリギリの人間心理を超えたところでマーケットメーカーたちは市場を振り回します。
彼らは市場のほとんどの人が我慢できないラインを熟知しています。
ということは、逆に考えれば、損失になったということは、逆へ行くよという合図なんです。
そこで自責の念にかられてしまうと、次のアクションを取ることに躊躇してしまい、せっかくのチャンスを逃すことになります。
鈍感力があれば、損失を気にしないので、じゃぁこっちかとフラットな態度でトレードに臨めるため、チャンスをしっかりとものにすることが出来るというわけです。
まぁだから、真面目な人ほどトレードが上手く行かないっていうのは、こういうところが原因だったってことです。
みなさんも損失にこそ成長のチャンスがあるという目線で一度ご自分のトレードを見返してください。
利益になったトレードを見返してもあまり意味はありません。
損失にこそヒントが隠されています。
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