シンプルの極み

暑くなってきました。

昨日などは熱中症になるんじゃないかってくらい暑くて、もうそんな季節なんだなーと改めて思いました。

昨日、おそらく皆がつまづく「トレンド問題」について考えていて、あーやっぱりそうだよなーって思ったことと、であれば・・・と考えているうちに新しいアイデアが浮かんだのでした。

俗にいう「トレンド問題」とはなにか分かりますか?
チャートを見ていると、ここはトレンド続伸ともみえるが、一方トレンド反転とも捉えることができる、という局面に当たることがありますよね。
そして、そのときどのような判断をしたらいいのか、売りを優先すべきか、買いを優先すべきか、迷う。
それが「トレンド問題」です。

機械的に言ってしまえば、それは基本どっちでも良く、損切されたら反転なのだという判断材料になる。そのためのコストでしかない。ということになります。

でも、人間の感情としては、それはとっても面白くなく、またそれが続いたりすると、自分のストラテジーに不信感を抱いてしまったり、びびってしまって次の一手が打てなくなります。

なので、ここははっきりさせておくべきです。

まぁ答えは前から決まっているんですけどね。
それが一目と絡めて考えることではっきりしたということを今回は書いています。

答えは、基本的にはトレンド続伸側に掛ける、です。

ただ、これが今までと目線が異なるのは、一目と絡めることで見えてくる景色があって、それはMAではけして見えてきませんでした。

なので、MA時代は、トレンド続伸局面が非常に苦手で、反転するまで”お預け”状態でした。

ですが、今ではトレンド続伸もトレンド反転も同じくらいの比重で考えられるようになりました。

それが「新しいアイデア」というものの助けによるものです。

この「新しいアイデア」というのはいつも書いている、チャートの癖をアート的に捉えるというもので、これを説明しろと言われると、正確に伝えようとするとすっごく時間が掛かるので、 ここがトレード教育の難しいところだと思います。

翼ちゃんでいうところの、「目線を分けるライン」問題ですね(笑)
アートな部分というのは人それぞれセンスが異なるため、伝えようがありません。


トレードには、理論的な部分とアートな部分があって、このふたつの武器を持っていないと、まともに戦えません。

常識的にサラリーマンとして黙々と働いてきて、それなりに出世したようなおじさまたちが、自分は成功すると意気込んでトレードの世界に入ってくるも惨敗する理由はここにあります。
理論だけでは通用しない世界が、この世界なんです。
もちろん理論はとっても重要ですよ?でもそれだけではない。

逆の人もたくさんいます。
アートな部分だけで勝負している人たち。
典型的なのが、「~~過ぎ」といって逆張りしていくアレね(笑)
~~過ぎなんて、感覚でしかないから。
それを見える化したインジケータもたくさんあるから、だから余計に騙されるんだよね。
あれは、支配側が提供している詐欺ツールでしかありません。


だからむしろ優秀でもない高校を卒業して、ガテン系で働いているような若者でも、学生時代に部活で鍛えた身体センスと運動センスを持ち、そして地頭が良い人というケースは、トレードで成功する確率が、サラリーマンを無難に定年退職したおじさまたちよりも、はるかに高いです。

個人的な考えでは、一番大事なのは「地頭」かなと思っています。

あ、でですね。
じゃその新しいアイデアとはなんぞやって話。

アートな部分なので伝わらないと思うけれど、イメージとしては。

1)目線は表と裏がある、陰陽といってもいい。つまり二元的なもの。

2)その一元にもまた、二元的なものがある。

3)これらは性格が異なる。素直なものと、ひねくれたもの。

4)性格が分かれば、伝えようとしていることを、どう受け止めていいかが分かる。

よーくチャートを観察することです。


あ、ここで気づいたけれど、これって東洋医学そのものかも・・・。

参考サイト: クラシエ

別にこれがどうのってわけではなく、単純に陽にも局面があり、陰にも局面があるというだけの紹介。

調べていて、ちょっと待って!っていうか東洋医学の考え方ってチャートでもそのまま適用できるじゃない!と思ったのがこちらのサイト。

東洋医学研究所 天心治療院 新経絡治療 「法則」


 ほとんど何を言ってるのか分からないと思いますが(笑)、まぁこれがアートってことです。


 そうするとね、どんどんシンプルになっていきます。
究極的にシンプルになっていくと、小学生でもトレードできるようになる、そんなルールに収束していきます。


またね😊
















0 件のコメント:

コメントを投稿