「押し目買いに押し目なし」に騙されない。

昨年、やらなきゃいいのに下手に手を出して損失をくらったメキシコペソですが(笑)、その時にもっとやらなきゃいいのにやったのが、外務員を通しての取引でした。

人生はじめて外務員を通しての取引でしたが、あれはね、はっきり言いますが、絶対にやってはいけない取引ですね。
オールインで賭けてもいい。
それくらいやってはいけない取引。

ふと今朝、なんとなくこのことを思い出したんですよ。
というか、「押し目買いに押し目なし」という言葉が浮かんだんです。

なんだ?この言葉は?と思って、よくよく考えてみると、例の外務員の口から出た言葉だったんですね。

明らかに飛び乗り局面だったので、わたしが「今は危険だから戻りを待ってから発注する」と言ったら、「LUV*さん!押し目買いに押し目なしって言うじゃないですかっ!今ここで注文したほうが絶対にいいです。損はさせません!」とか言ってね・・・。

わたしのトレード戦略では押し目買いに押し目なしというのはあり得ない。
あり得なかったのに、押し切られてしまった。

そう、わたし昔から押しに弱いので・・・(>_<)

あーそうか、押しに弱い人は外務員を通しての取引は厳禁、と言い換えたほうがより正確かもね。

まぁわたしはポジションから逆行してすぐにこれはマズイと思ったので、数時間後すぐに(損失)決済の発注をしましたが、あれ出来た人、どれくらいいるんだろう。
お任せの人は相当損失になったと思うよ。

あれは良い勉強代だったと今振り返って思いますね。

1)自分の方が断然勉強しているし詳しいし正しい。

2)外務員を介在させると(自分以外の判断が加わると)、自分の判断が狂う、引っ張られる。

3)押し目買いに押し目なしという言葉は、証券会社の営業が作った押し売り営業用の造語だ。

4)手数料を払う価値があるのは、完全なNDD会社のみ(その分はスプレッドと相殺)。営業に手数料を払うのはこの時代、なんの意味もないし無駄。その手数料をカバーするのに何pips必要か計算すること。

5)結論として、トレードは自分でするものであって、他人の判断を一切耳に入れてはいけない。トレーダーは孤独なのだ。


というわけで、表題の「押し目買いに押し目なし」ですが、これは完全に嘘です。

押し目を待っていて、押し目まで来なかったということはトレンドが強いということです。
何かしらの外因が加わっている可能性が高い。
つまり、そのトレンドには”事情がある”。
もしくはメインの時間軸が異なるとかね。

そういう時は、押し目買いではなく、その次に準備しているセットアップで臨むことです。
この「次のセットアップ」を準備していない方は、ぜひ相場を観察して、アイデアをひねり出して、検証して、実装できるようにしてください。
そうすれば、「ああーーー行っちゃったーーー方向性は分かっていたのに・・・」とただ見送るだけの 悔しい想いはしなくて済むようになります。

飛び乗りはダメだというのは確かです。
走行中の山手線に乗るのはもちろん自殺行為。
でもラッシュアワー時の山手線の、ホームに到着したもののすでにもう乗れないじゃんというところに無理やり乗っていくことはできます。

 どうしたらこのぎゅーぎゅーの山手線に乗れるのか、乗れる以上必ずそこには手段があるわけです。
スピードと勢いのあるトレンドも同じ。
トレンドが継続しているということは、そこに参加者がどしどし入ってきているということ。
だから、そのトレンドに乗れないことはないんです。
要は乗り方の問題。
安全に乗るにはどうしたらいいか、これは頭をひねることでしか解決しません。



なんか最近のポンド円どうしたんだろう???と思っていたら、あ、そうか、Brexitが実現するのか・・・と今朝気づきました。






ねぇ、Brexitって日本の店じまいを告げるものだったの!?(笑)

ま、日本っていうか、日本のディープステイトね。
ご愁傷様。永遠にバイバイ。

(とはいえ、マドモアゼル・愛先生が指摘しています。「悪は諦めないんです。何度でも何度でも立ちあがってくるんです。」やだやだ。醜いね。)











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