甘酸っぱいおもひで



誰にも青春の甘酸っぱい思い出があると思います。


高校のときのお話。


この動画をまず見てから読んでくださいね。




わたしの通っていた高校は、家庭科だけでなく、理科も別教室でした。

そして、忘れもしない、わたしが座っていた席は教室の一番前の一番左側の机。
4人掛けでまん中にシンクがある大きな実験机。
その机の一番右がわたしの席。
たしか名前順で席が決まっていたと思う。

化学が必須だった2年のときのこと。

授業がつまらなくて、机に落書きをしたんです。
「ひまー。簡単すぎてつまんない。」って。

こんな落書きを毎週書いていたある日のこと。

また理科室に移動して席に座ったら、なんとわたしの落書きの横に返事が書いてあったんです。
「オレも。眠くなる。」って。

 その時にハートがドキン!としたのを覚えています。

そしてまた落書きを書いたら、また返事が書いてあって・・・。

いつの間にか、理科室の机で公開交換一言日記みたいなことが始まりました。



いい加減、公開はさすがに嫌だなーって思ったので、横に可動式の黒板で4枚ある黒板のうちまん中の2枚が横にスライドするものだったんですけど、そこにノートの切れ端に短いお手紙を書いて、スライドする隙間に隠したんです。

そして、「さぁ宝探しの時間です!」と落書き。


でも見つけられるわけないよね、と思いながら、でもこの人なら見つけるかもしれないと期待しつつ、翌週そっと黒板の隙間を覗いたら。

なんと返事がありました。


ビックリしたのと、ハートがキュンとなって、とっても嬉しくなりました。

そして、それからノートの切れ端を使った交換日記が始まったんです。


しばらくして「実際に会ってどんな人か見たい」って書いてあったので、「それだけは嫌。こうして会わないから言えることもある。もしわたしが誰か詮索したら、その時は絶交だからね。」と返事しました。

「分かった。」という翌週の返事から、月日が経ち、やがて2年生の終わり、化学の授業の終わりが近づいてきました。

「もうこの交換日記も終わりを迎えるんだなー。楽しかったな。縁があったらまたどこかで繋がるはず。」って思っていた矢先。

こんな返事が。

「ゴメン。謝らなくてはいけないことが起きた。君が誰かどうしても知りたくなって、調べた。実際に見たらとっても可愛くて、好きになってしまった。どうか付き合ってほしい。」

とこんな感じ。

わたし、目の前が真っ暗になりました。


裏切られた・・・。


この感情が一気に沸いてきて、悲しくなってしまいました。


そして、約束通り、終わりにしようと心に誓いました。
もちろん、その日は家で涙が枯れるまで泣きました。




その後も、手紙は入っていたんですが、わたしは見なかった。
仲の良い友達が、「ほら、また入ってるよ。読んでいい?ねぇ可哀そうだから会うくらいはしてあげたら?」と世話を焼いてくれましたが、わたしは断りました。

「まぁLUV☆は頑固だからね。一度決めたら変わらないよね。仕方ないか。。。」と友達。


わたしとしてはね。
もっとゆっくり関係を築きたかった。
でも約束を破られた。
そして何より、わたしが思ったのは、この人は約束をそんな簡単に破る人じゃない。たぶん友だちにそそのかされたんだ。でもそそのかされてそうだなとそれに乗ったのは、その最終決断はやっぱりその人自身なんだ。そんな心の強さしか持ってなかったんだ。がっかりだよ。見損なったよ。
という勝手な妄想で、その人のメンタルの弱さ認定をして、そんな人はわたしに似合わないと決めつけて、そして絶交しようと決めたんです。

今思えば、会うくらいなんでも無かったのに、って思うし、何より、そんな”思わせぶり”な態度をずっと取り続けたわたしもいけなかったなと反省してます。

でもねー、一応高校ではミスに選んでもらえたくらいだったので、一応これでもモテたんですよ(〃´∪`〃)ゞ ←表舞台に立つのが好きではなかったのでホント嫌だった。それは大学行っても変わらなかったし、今でも変わらない。表舞台とかスポットライトとか本当に嫌。
中学では全然モテてなかったので、高校でいきなりのモテ期到来ということで、わたしのメンタルも追いついてなかったのもある。
来るもの全て拒む、みたいなね(笑)




なんか懐かしいな。
ホント、なんであの時会わなかったんだろう。どんな人か今なら知りたいと思う(笑)


この動画を最初に見たとき、本当にビックリしました。
えっ!? これって・・・。
以来、この動画はわたしの大切な動画の1つとなっています。
動画はハッピーエンドだけどね。それはあの時のわたしの本当の願いでもあったんでしょうね。


甘酸っぱい青春の1ページでした。



昨日の結果
ポンド円 1 +20pips















































































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