日本人の二枚舌、あなたは大丈夫?

世界的にもこれほど二枚舌を使いこなすのが上手な民族はいないと言われる日本人ですが、先日のヤフーニュースを見かけて、この言葉を思い出しました。

まずはニュースを引用。

急増する野生動物密売、熊胆の密猟が「一大産業」に インド

12/22(日) 13:53配信
CNN.co.jp
(CNN) インド中央部に位置するマディヤプラデシュ州で5年以上にわたり、バラバラに切断された熊の死体が至る所で見つかっていた。死体の多くは、生殖器と胆嚢(たんのう)が切除されていた。

この謎を解明するため、同州森林局は特別対策委員会を立ち上げた。同委員会の野生動物部門の責任者リテシュ・サロシヤ氏によれば、容疑者の目星はついているという。その男は、2014年にもナマケグマと虎の密猟で逮捕されている。男は1年間服役した後、保釈中に行方をくらましていた。

また調査官は、熊の死体から臓器の一部が切除されていた理由についても仮説を立てていた。熊の胆嚢からは胆汁が取れる。胆汁は肝臓で生成される液体で、アジア各国の伝統薬に使用される。

胆汁の主成分のひとつであるウルソデオキシコール酸は、胆石の分解や肝疾患の治療に役立つことが医学的に証明されている。しかし、その他の用途については、科学的な証拠は存在しない。

ほとんどのアジア諸国は、熊から作られる製品の国内販売を法律で禁じており、さらに国際貿易に関しても「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)」で禁じられている。しかし市場は巨大で、アジア各国にある、熊の胆汁採取を目的とした「農場」には数千頭の熊が拘束されている。この農場では、消費者の需要を満たすため、胆汁が常時抽出されるよう熊たちを生きたまま閉じ込めている。

インドに目を向ける密猟者たち

アジアのツキノワグマは胆嚢の供給源として人気がある。ツキノワグマは、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リストで、ナマケグマと並んで「絶滅危惧II類(VU)」に分類されている。

野生生物保護活動を行う複数の非政府組織(NGO)によると、ツキノワグマは従来、ベトナムやカンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア諸国で密猟されていたが、乱獲により、それらの国々でツキノワグマの数が激減したという。

これが、インドなど他の国々での密猟の増加につながった。中でも市場におけるインドのシェアは急拡大している。「昔からある現象だ。ある国である動物の数が減ると、密猟者たちはその動物が豊富に生息する別の国に移動する」とマレーシアを拠点とする野生動物の密売の専門家ラリタ・ゴメス氏は言う。

アジアでは、論議を呼んでいる熊の胆汁採取を目的とした農場を閉鎖する国が増えており、農場からの胆汁の供給が減少していることもインドでの熊の密猟を促す要因となっている。

古くからの民間療法

熊胆が取り引きされる大きな理由のひとつが伝統的な中国医学だ。中国では何千年もの間、胆汁が伝統的な薬剤として利用されてきた。唐の時代の医学関係の書物にすでに登場しており、かぜや二日酔い、心臓の疾患などに処方された。1950年代に入って合成的に作られるようになっても、民間療法を信じる人たちは天然由来のもののほうを好んでいる。

野生生物の取引を監視している団体によれば、アジアの12の国と地域で熊胆の取引が行われている。そのうちの大半が中国や香港、マレーシア、ミャンマー、ベトナムだ。熊胆1つの価格は、最も安いミャンマーで5500円程度、最も高い香港では21万円前後。大きな中国人のコミュニティーがあると熊胆への需要は高いという。

わなを仕掛けて捕獲

マディヤプラデシュ州の特別対策委員会は10月に入り、ついに容疑者を発見した。ヤーレンという名の30歳の男は、逮捕後の取り調べで、過去10年にわたって密猟を行い、虎やナマケグマなど、多くの野生動物を殺したことを認めたという。

サロシヤ氏によると、ヤーレン容疑者は、水たまりの近くにわなを仕掛け、獲物が掛かると棒でたたいて殺したという。

密猟された動物たちは、国際的な密売組織に売却された。ヤーレン容疑者は、主に中国や東南アジアで需要が高い胆嚢や生殖器といった特定の臓器を売るためにナマケグマや虎を殺害した、とサロシヤ氏は主張する。ヤーレン容疑者は密猟や絶滅寸前の野生動物の取引など複数の容疑で取り調べを受けており、野生生物保護法違反で起訴され、7年以下の懲役が科される見込みだ。


これを読んで、みなさんはどう思いましたか?
他人事?

わたしは今までも北海道でヒグマやツキノワグマが出たと言っては、麻酔で眠らせて山に返すのではなく、射殺することにとても違和感と憤りを感じていたんですが、このニュースを読んで、なるほどそういうことかと全貌が分かりましたね。
 
「人里に降りてきて人に慣れた熊は山に戻しても返ってくる」

これが彼らの、そして洗脳された国民の言い分。
誰がそれ科学的に追跡調査したの?
ソースはどの研究論文?

結局はまたいつものマネー教でした。
お金のためなら人殺しだって平気なんだから、熊なんて当たり前か。

射殺した熊の行方、処置を公表なんてしてないでしょ。
これって結局組織ぐるみなんだよ。
猟友会と行政のね。
猟友会と地元のヤクザだけで始めたものだろうと思うけど、 そこに行政が目をつけて、そんな美味しいものは俺たちにもよこせ、ということで、トライアドを築いたんでしょうね。

意味分かる?

熊は危険だ、人里に降りてきたら殺すしかないと、グローバルスタンダードと逆の論理を振りかざし、市民の皆さんの安全のためですと建前を振りかざし、実際はその内臓を裏社会で売り払い、そのお金で裏金づくりをしている。
もちろん裏金だから無税。
猟友会はなんでそんなに射殺にこだわるのかと不思議だったけど、このニュースで謎が解けた。

太地町のイルカ問題も 全く根が同じ。
あれもまたマスコミに日本国中がだまされている。
イルカなんて誰が食べるの?
それよりも水産庁ではなぜイルカクジラが「魚」とされているのか?
この21世紀に?
頭おかしいにも程がある。
「魚」だから、野生動物ではないから野生動物保護法には当たらないので、獲って食べて良い。
そういう理屈。
これが官僚の二枚舌のいつものパターンです。
それっぽい屁理屈をこねまわして煙に巻く。
いわゆる「東大話法」。
そして、国民には「日本の食文化だ」と洗脳する。
そしてまんまと洗脳される。

そうだそうだイルカを食べるは日本の食文化だ、家畜を食べてる外国が口を出すな!
そう言ってるその口で、水族館に行けば「イルカかわいい!」、リゾート行けば「ここでは野生のイルカと泳げるんだよ」とか言ってはしゃぐ。
バカ丸出し。
同じ日本人としてこんな恥ずかしいことはない。
一般の国民も二枚舌をこうして使って平気な顔をしてる。

これだって、食べるという建前の裏にある本音は、世界の水族館にイルカを売る(一頭1億と言われている。なぜなら供給するのは世界で太地町だけだから)ことで、裏金を作っている。

これも熊と同じ構造で、最初は漁師と地元ヤクザでやっていたものを、そこに行政が「そんなに美味しいものなら俺にもよこせ」ということでトライアドを築いた。
だから映画『The Cove』で分かるように地元警察も漁協を全力で守りぬく。
そりゃそうだよね、自分たちの裏金の供給源を絶たれたらたまったものではないから。
この裏金ももちろん無税。

押収した金塊も、押収した薬物も、押収した違法ドラッグも。
これは犯罪だ!犯罪はけしからん!これは押収する!まったく困った奴らだ!刑務所に入っておけ!
そして押収したブツはそっと自分たちの懐に入れる。
すべて裏金づくりのための「自作自演」。 
もちろん犯人役も。
まるで時代劇見ているみたい。

「悪役がいなければ水戸黄門は成立しないと言っても過言ではないだろう」
ウィットが効いてるなぁ(笑)






日本にはこんな二枚舌が至る所にはびこっている。
そしてこれを読んでいるあなたもおそらくは使っている。

別にオレは口にこそしないけど、動物の虐殺に賛成はしてるわけではないよ、”どちらかというと”反対だよ、という方もいるでしょう。
でもね。
何も言わないというのは賛成しているのと同じことです。
クラスでいじめに遭ってる子に声も掛けずに見て見ぬふりして黙っているのは、いじめをしているのとなにも変わらない。
まぁ、昔も今も、いじめに遭ってる子に声を掛けるクラスメートは数人しかいないのだから、日本国民のほとんどは見て見ぬふりして暗黙の同意をする人たちがほとんどなんだと思います。
「いじめは良くないよ。だけど、触らぬ神に祟りなしって昔から言うじゃん」とかね。
ほら、二枚舌。


日本人てどこまで土人なんだろうと悲しくなります。
それなのに、マスコミに洗脳されて、いつまでも先進国の仲間入りだと思い込んでる。
一度も先進国の仲間入りなんてしたことないのにね。
裸の王様ではないけれど、そうして良い様に持ち上げられて、傍からは笑われているのに気づかず、良い様に使われてる。
それだけです。

悲しすぎるよ。


だからせめて、これを読んでいる読者さんだけは、この二枚舌(ダブルスタンダード)に気づいてほしいし、使わないで生きて欲しい。
そして、マスコミにすでに洗脳されていることを自覚して、自力でそこから抜け出てほしい。

考えてもみて。
友だちで二枚舌を使いこなす人がいたとして、その人を心から信用できる?
なにかしら利害関係が無かったら付き合わないのが普通じゃない?
それが世界から見た日本の位置づけなんだよ?


そういえば、IISIAの原田さんが圧力によって、youtube動画を引退されることになりましたね。
本当に残念です。
はやく原田さんの予測分析されている世界が 実現するといいなぁとわたしも願っています。 

原田さんも、大きな視点から、同じようなことを言ってますよね。
「みなさんも意識を変えてください」って。
アーカイブは残るそうなので、見ていない動画はぜひ見て欲しいなと思います。

 
 なんでこんなことをFXブログで言うのかって言ったら、最後はこういうことがFXの成功に、いえその先の人生の成功に関わってくるからです。





ではみなさん、 Merry Christmas!! 🎅🎅🎅🌲🌲🌲🍓🍓🍓



 



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