ワンの旅立ち

17:39

今朝ワンが天国へ旅立ちました。

昨晩というか、夜中の3時に起こされて、トイレに連れて行き(お風呂で膀胱を絞ってあげないとおしっこできなかった)おしっこさせて、また寝かせて、睡眠薬入りの水をスポイトで飲ませて。

だけどなかなか寝なくて、仕方ないからぼーっとワンを見ていました。

ほとんど意識がない状態で寝ているのだけど、そして目も白内障で視力もほとんど無いようだったけれど、ときおり、目をキョロっとこちらに向けているのに気づき、でも気のせいかなとじーっと見ていると、目が逸れて、またキョロっとこちらを見ているような気がしていました。
へぇーこんな風に私を見るなんて珍しいなと思っていました。
どうしたんだろ、何か思うことがあるのかな。と思ったのを今になると思いだします。
この子は猟犬だからなのか、まっすぐ目を合わせないで、視野の端っこで周囲を確認する習性がありましたので。

そのうち、眠くなったようで、うとうとし始めたので、私も寝ました。

今朝、ぐっすり寝ていたので睡眠薬が効いているなぁと思って、なるべく静かに朝の支度をしていたら、ハニーが起きてきて、あれっ!?○○が息してないっ!と言うので、えー睡眠薬が効いて寝てるんだよと言うと、呼吸してないよ!と言うから、触ったら温かいか冷たいかで分かるでしょ、冷たかったら死んでるけど、死ぬわけないでしょと言いました。
それでも、息してない気がするよ?触ってみてよ、息してないよ。というから、そんなのも分からないの?と思いながら触ったら、そこまで冷たくはなかったけれど、死後硬直を起こして息を引き取っていました。

首とか脇を触るとまだかすかにぬくもりがあったので、おそらく5時ごろに息を引き取ったのではないかと思います。

17歳8か月。

純血の甲斐犬としては異様とも言える長寿でした。

これでもう苦しみと自分の身体が思い通りに動かせない辛さやストレスから解放されるね、とほっとしました。
毎日、見ていて本当に辛かったから。
私自身も本当に辛かったけれど、本人はもっと辛かったはずです。
まったく無駄吠えする子ではないのに、身体が不自由になってからというもの、何度も何度も吠えていたから、相当ストレスだったはずです。

不思議なのは、昨晩寝るのを待っているあいだ、ぼーっと見ていたときに、なぜか昔の元気だったときの記憶、どれだけ速く河原の土手を走り抜けていたかとか、大雪の中を埋もれながらも土手を走り抜けたこととか、山登りしたこととか、マンションのエレベーターにひとりで勝手に乗って27階から1階までなぜか降りて、エントランスで保護されてマンション中でちょっとした騒ぎになったこととか、マンションのテラスの柵をくぐり抜けてお隣さんのテラスの端っこにウンチをして山積みになっていたこととか、普段の散歩での笑った顔とか、一度だけ脱走して勝手に一人で散歩コースを歩いていたこととか、あれこれ思いだしていたんです。
走馬燈のように。

あれはワンの意識が私の脳に伝えてきたのかもしれません。
あんなに元気で力強かったのに、なんでこんなにも消耗しきった姿になってしまったのか、本当に残念で悲しくて信じられません。いえ、信じたくなかった。

今日は、ワンのお墓を探しに裏山に行って、素敵な場所を見つけたので、そこへ土を何十往復もして運びました。
明日はお墓の穴掘りをします。
埋葬はハニーと一緒に土曜日にしようと決めました。
それまではリビングで寝ています。


 3日の結果
ポンド円  3 +140pips


今週はトレードはお休み。
今日もやっていません。



ゆっくり休んでね。



0 件のコメント:

コメントを投稿