ラングレーの問題

 



ハニーの大学受験の笑い話として、数学の補助線のことを、よくネタにして二人で笑っています。

2次試験の数学、一問目にいきなり補助線が見えない問題にあたり、まずは飛ばして後の設問をすべて解答し、急いで一問目に戻ったはいいけれど、どうしても補助線が見えない。

そのうち、手が痺れて来て、めまいがしてきて、吐き気がしてきて、心臓がドクドクと激しく動悸して、脂汗がだらだらとでてきて、もはやこれまでかとあきらめかけては、いやあきらめるわけにはいかない、だけどこれはもう体力の限界か、倒れて保健室に運び込まれる運命か・・・、と半ば意識が遠のき始めたその瞬間、”補助線が降りてきた”そうです。

そして、一気に解答して、なんとかギリギリ時間も間に合った。

結果として、大学合格を勝ち取った。

かなり端折ると、そんなストーリーです。

 

 

冒頭に紹介した【ラングレーの問題】は、非常に有名な補助線問題です。

補助線がなければ解けない。

 

そこでふと思ったんです。

今まで頑なにダウ理論以外のもの、理論的でないもの、をずっと排除してきたわけですが、ここに来て、それで通用していたのは相場背景に支えられていたものだったんだと。

いわば、相場に甘えていただけだった。

 

ここ最近、参加人数も減り、ボラティリティーも落ち、今までのトレードルールがとてもシビアになってきていたこともあって、何か突破口はないかと思っていたんですが、もしかしたら補助線のようなものが相場にはあって、その補助線を使うと案外簡単に解けるのかもしれないと思ったんです。

 

勘の良い皆さんならすぐに分かると思いますが、それがトレンドラインなわけです。

トレンドラインと一言で言っても、これは個々人で引くポイントが異なるアート作品なので、恣意性そのもの、なわけですが、それを今までのトレードルールと融合することで、実は恣意性がかなり排除できることが分かってきました。

 

今はまだ検証段階なのですが、一週間ほど検証に専念すれば、何かしらの糸口が見つかるのではないかと思っています。

なおかつ、それだけ検証すると、そのまま実践テストに入ったときに、トレードルールへの信頼性という意味でも、メンタル面が違います。

 

 今のところ、かなり手ごたえを感じていて、これならいけそうだと思ってはいます。

わたしの性格上、これならいけそうだ、といった見切り発車はしませんので、これなら確実にいける!と確信を持ったときに、自信をもって発車したいと思います。

 

ピンチはチャンス、とはよく言ったもので、逆に考えたら、この相場つきの変化は、わたしのトレード人生において、とても良い機会だったように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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