夜寝る前に、少しづつ読んでいます。
今まで何度も読んでますが、最近改めて読んでみたくなり読んでいるのですが、やっぱり新しい発見があった。
特にトレード教育に関して、なるほどこういうアプローチでやったらいいのではないか?というアイデアが、きちんとした学術的バックボーンに支えられているか否かでは、指導するこちらとしても気持ちが全然違う。
まだ読んでいる途中で、アイデアも練っている途中なので、はっきりとしたことはまだこれだと自信をもっては言えないのだけど、速報的な感じでアウトラインを説明すると、
やることが大事
(笑)
ということです。
なんだそれ?って思いますよね。
でも、読めば分かりますが、本当にやることが大事なんだと。
トレードの初心者は別にこれは必要ないんですが、トラウマを持ってしまったようなトレードの過去を持っている人はこれがとても大事になる。
よく言われることですが、ルールを守れ、ルールを守ることがトレーダーの仕事だ、というものがありますよね。
あれは正しい。
ただし、その言葉を単発のトレードで意識する人がほとんどで、トレード全体を通してこの意識をしている人はあまりいないのではないでしょうか?
つまり、ルールを守ることもルールであるということ。
例えば、赤白の旗あげゲームでいうと、
ルールはおわかりですよね。
そのルールを一回一回守るのは当然できますよね。
でも、それを100回続けたときに、飽きてくるし疲れてくる。
で、途中でもういいんじゃない?と止めてしまう。
ここ。
ここでルールを違反している。
ルールを守るというルールもあるということ。
トレードも同じです。
なので、ルールを守るのは当然として、ルールを守るというルールもあるのだ、という意識を持つ必要があります。
そして、これが本でも重要だと書かれています。
もちろん心理学的に社会学的に、根拠がある上でのことです。
なので、
やることが大事。
になるんです。
具体的に書きましょうか。
ルール的にここだというサインが出るとする。
1)ポジションを持つ
2)見送る
のふたつの行動がある。
2)は、
2-1)直感的にここは天井(底)なので、これ以上はツッコむのが危険そうだ、天井(底)を抜けて、確認した後からでも遅くはない
2-2)なんとなく損するのが嫌だなと思って見送ってしまった
の2つの行動がある。
もうお分かりですね。
利益を獲得したのであろうが、損切になったのであろうが、 トレーダーがやることは1つ。
1)か2-1)しかない。
2-2)だけは絶対にしてはいけない。
これがルールを守るというルールがあって、そのルールを守れということです。
まだ読んだことのない人、まだ入手していない人は、ぜひ購入して何度も何度もよんでください。
この本の値段以上のものを必ず相場から得られることは間違いありません。
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